人の身体の一部を失った場合、生まれ持った本来の色や形に
戻したいですよね。
乳がんで乳房を失ったら乳房再建術があります。
眼球を失ったら見えることはできませんが義眼があります。
両方とも生まれ持った形や色に近いものになります
歯の被せ物も本来なら白く美しい歯に戻してあげることが普通です
外から見えなくても身体の臓器の替わりとして24時間365日
使うものです(歯は食事以外でも例えば椅子から立ち上がったり
荷物を持ち上げるときにも噛んで踏ん張っています)
歯科医師は歯の型取りまで行い被せ物を製作するのは
歯科技工士です。
歯科技工士は歯科医師と同じように国家資格です
患者さんの歯の治療は歯科技工士無しには成り立ちません
歯科技工士の数は年々減少しています
そして保険適用外のみの仕事をする歯科技工士が増えています
保険適用の銀歯は国で値段が決められているため技工料金も抑えなければ
歯科医院から仕事がきません。たくさんの銀歯の作製を引き受けて短時間で多く作るか
保険適用外の被せ物を時間をかけて丁寧に良い材料を使用して精密に作ることに専念するか
考えさせられるからでしょう
その結果自分の技術を維持しまた被せ物に自分が積み上げてきた
技術を投入することができます
腕を落としたくない歯科技工士は自費専門(保険適用外の被せ物のみを作製する)
へ移行するのはこれから増えると思います
するとますます銀歯の質が落ちていきます
当院は腕の良いきちんと仕事をしてくれる歯科技工士と提携していますのでご安心ください
当院では嚙み合わせの診査診断をして治療計画をたてテレスコープ義歯(ドイツ式入れ歯)
セラミックの被せ物を作製します(保険適用外です)
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