ノンクラスプデンチャーの問題点

ノンクラスプデンチャーの問題点

 

皆さんが歯を失って保険治療では入れ歯治療しか方法がないというケースでそれ以外の方法としてほとんどの歯科医院はノンクラスプデンチャーかインプラント治療を患者さんに勧めます。

今回はノンクラスプデンチャーについてご説明したいと思います。

ノンクラスプデンチャーは金属のバネではなく金属の替わりに特殊な樹脂のバネの部分入れ歯のことをいいます。
保険適用の部分入れ歯は入れ歯を支えるためにご自分の歯に金属のバネ(クラスプ)を引っ掛けます。ノンクラスプデンチャーはこの金属が目立つために開発されたものです。
部分入れ歯には支えが必要なのでピンク色の土台部分の樹脂が金属のバネの替わりをします。

ピンク色の土台部分の材質によっては吸水性がありにおいの原因になります。2,3年で劣化していきます。また柔らかい素材なので噛む力が加わるとたわむのでその力が残っている歯にかかり歯をだめにします。

保険適用の部分入れ歯と同様に残っている歯をだめにしてしまいます。


ノンクラスプデンチャーは保険適用外です。ノンクラスプデンチャーを勧められたらお金をかけても残っている歯のことを良く考えて決めてくださいね。「金属が見えないから見た目が良い」と言われるかもしれませんが残っている歯をだめにしてしまっては元も子もありません。

 

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会