保険治療の入れ歯の限界

query_builder 2023/03/29

保険のバネの部分入れ歯(クラスプ義歯、クラスプデンチャーと呼びます。)がダメな理由とは?

保険の部分は入れ歯はバネ(クラスプといいます。)を残っている歯に引っ掛けて外れないようにする入れ歯です。

このバネは歯を揺らしてしまいバネがかかっている歯を早期に失う原因となります。

以下にお示しする写真は保険の部分入れ歯から早期に歯を失い総入れ歯になってしまった悲しい結末のお写真です。

2018年5月に初めて来院された患者様の写真です。下の入れ歯が割れて来院されました。

           正面からの写真です。                 

            上顎、下顎の写真です。

残っている歯は根元から虫歯になっていて残せる歯が少なくなってしまいました。

            2018年8月に下の写真の入れ歯をセットしました。

          

こちらの入れ歯も一般的なバネのある入れ歯です。特に上顎は残っている歯が前歯しかないのでそこにバネを掛けざるを得ません。しかも前歯は根が短く力の負担がかかるので早期にぐらついてきます。ぐらついてくると入れ歯に無理な力がかかり入れ歯が割れてきます。また下顎の入れ歯は左右の糸切り歯にバネをかけています。糸切り歯は根が長く丈夫なのですが入れ歯全体の揺さぶりの力がこの糸切り歯にかかるため次第にぐらついて入れ歯の支えにできなくなります。

 

 

上の写真は何度か入れ歯にヒビが入ったり割れたりして修理した入れ歯です。

修理を繰り返し2022年10月に総入れ歯になりました。(上下3本の歯の根っこだけ残しました。)

まとめ

バネを掛ける入れ歯は残っている歯と失った歯のバランスが崩れると坂道を転げ落ちるような早いスピードで総入れ歯となってしまいます。バネを使った入れ歯はドイツの大学では教えていません。残っている歯の寿命をなるべく延ばし今までの入れ歯より噛むことができ見た目を気にせず生活したいと思いませんか?このブログを入れ歯でお悩みの方の歯科医院選びにお役に立ちますように参考にして下さい。

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