オーラルフレイルは認知症と関係があります

オーラルフレイルは認知症と関係があります

フレイルとは「身体が加齢によって衰えて虚弱になっている状態」を指します。健康な状態から要介護に至るまでの中間という概念です。

オーラルフレイルは歯を失ったり、飲み込みにくい、噛む力の低下など歯科に関連する機能の低下のことをいいます。
むせやすかったり、歯が無いままにしておくと要介護になるスピードが速くなります。

噛むときに使う筋肉に咬筋と側頭筋があります。

良く噛むと頭の横にある側頭筋が動き血流が増加し脳の血管に酸素や栄養が運ばれると脳の中の満腹中枢、味覚中枢、記憶、ストレス、自律神経などを司っている部分が活性化されることがわかっています。

良く噛むことは記憶力が良くなりストレスが解消され精神が安定する効果があります。

歯が抜けたままや合わない入れ歯を入れている方は早く歯科医院に受診しましょう。

 

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会