ノンクラスプデンチャーを勧められた方へ

ノンクラスプデンチャーを勧められた方へ

入れ歯を作るときに保険適用の入れ歯は金属のバネをご自分の歯に引っ掛けるので目立つことがあります。

この時に歯科医院の先生からノンクラスプデンチャーを勧められると思います。(ノンクラスプデンチャーは保険適用外です)

「金属のバネが目立たない良い入れ歯がありますよ」と。

ノンクラスプデンチャーの製品は色々ありますが
主な製品名は
バルプラスト、フレキサイト、ルシトーン
スマイルデンチャー、カルデント
エステショット(アミドデショット)
などです。

バネの替わりがピンク色の素材と同じものになるので確かに目立ちませんが上の糸切り歯(前から3番目の歯)は少し短くなったように見えてしまいます。

またご自分の歯にかかる負担はどうなるかというと素材が変わっただけなので負担は変わりません。

ピンク色の素材に吸水性があり最初は綺麗な輝きがありますが使用していくうちにくすんできて臭いが吸着します。
寿命は3から5年と言われています。

耐久性やご自身の歯にかかる負担を考慮して入れ歯を検討してはいかがでしょうか?

 

 

      

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会