昨年からのコロナ禍の生活で手洗いうがい、三蜜を避ける、マスク着用の感染予防策が定着しています。

これらに加え以前から「口腔ケア」によって風邪、インフルエンザの予防効果が立証されており新型コロナウイルスの重症化予防にも効果があるとされています。

お口の中の清掃状態が悪く歯周病菌や虫歯菌が多いとそれらの細菌からでるたんぱく質分解酵素が増えウイルスが体内に入る最初の防御機構であるお口の粘膜が破壊されウイルスが粘膜の中に侵入し体内へ入っていきます。

歯周病菌は血液を介して全身に広がり糖尿病、心臓疾患、脳梗塞、リウマチなどの全身疾患を悪化させることがわかっています。

これらの持病を持つ方は特に新型コロナウイルス感染症が重症化しやすので「口腔ケア」により重症化を予防しましょう。

病原体の大半はお口から侵入します。口は病気から身体を守る最初の「関所」です。

早急に歯周病、虫歯の治療と3か月に１度程度の歯科医院でのクリーニングで感染症予防をしましょう。