矯正歯科とは
矯正治療とは一般的に歯並びをきれいに治すことをいいます。
ではなぜ歯並びをきれいに治すことが必要なのでしょうか?日本人にこの質問をするとほぼ100%が「見た目がわるいから」と答えことでしょう。
最大の理由は食べ物を噛む機能に支障を生じるからです。生まれ持ったかみ合わせで他人と比べることができないので噛みにくさを感じることは難しいと思います。悪い噛み合わせのにより歯にヒビが入ったり欠けたり、噛むと痛い、知覚過敏、虫歯、歯周病、顎関節症、肩こり、頭痛など様々な問題が起こってきます
噛み合わせが整えば自然にきれいな歯並びとなり見た目がよくなります。最近、陸上選手や水泳選手などが身体のバランスを整えパフォーマンスを上げるために矯正治療をする選手が増えているといいます。見た目だけでなく身体のバランスにも影響しています。
歯並びが良いとご自分での歯磨きやデンタルフロスを使用したケアが行き届き歯科医院で行う予防処置の効果も高くなり長く健康な歯を維持できます。
将来ご自分の歯を長く維持していくようにするのが矯正治療なのです。
矯正歯科を専門に行う歯科医師による診断治療をおこなっております。
毎月第4金曜日が矯正診療日となります。変更となる場合もありますのでご希望の方はご連絡くださいますようお願いいたします。
矯正治療の流れ
矯正装置の種類

メタルブラケット(金属ブラケット)
矯正歯科治療に一番良く使用されているメタルブラケットといわれる装置です。

クリアブラケット(透明ブラケット)
透明感のある素材でできたブラケットです。歯の色とも調和しやすいため、装置自体が目立つことがありません。

クリアブラケット+ホワイトワイヤー
透明感のある素材でできたブラケットです。歯の色とも調和しやすいため、装置自体が目立つことがありません。ワイヤーも目立ちにくくなります。

部分矯正
前歯が一本だけ傾いていたり、歯と歯の間に隙間があったり、歯並びが少し歪んでいるような場合に1本〜数本の歯を整えてあげる簡単な矯正です。
子どもの矯正(小児矯正)
子どもの矯正(小児矯正)は、あごの骨のバランスや大きさを整える「1期治療(骨格矯正)」と、永久歯が生えそろってからの歯の位置を整える「2期治療(歯列矯正)」の2段階からなります。
第1期治療
乳歯と永久歯が混じった時期の治療で主に成長を利用した治療を行います。(6〜10歳)
第2期治療
歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な咬み合わせを作ります。
子供の矯正の前に知って頂きたいこと
遺伝的に骨格の問題もありますが生まれてすぐ赤ちゃんのときから、まだ歯が生えてくるまえから正しく歯が並ぶよう準備が必要です。 赤ちゃんは母乳を吸うとき舌で乳首をしごきながら、同時に舌、お口周りの筋肉を鍛えて上顎の骨の形を整えていきます。上顎の骨の成長が下顎の成長を促しています。このように舌と口の周りの筋肉バランスが歯並びに影響しています。例えば普段お口がポカンと開いてしまっているお子さんは口呼吸となりお口の中が乾燥するため虫歯の細菌が繁殖しやすいため虫歯になりやすいです。また風邪をひきやすくアレルギー性鼻炎になったり落ち着きがなくなったりします。