Denture worry
入れ歯治療に悩んでいる方へ

当院では長持ちする入れ歯にドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)をご提案しております。
(保険適用外となります。)

1,ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)の相談

ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)について知りたい。治療を始める前に自分の口の中の状態を診て欲しいなどの方は入れ歯相談にて歯科医師が約1時間お話を伺います。
患者様のお悩み、ご希望を伺いレントゲンなどの検査なしでできる範囲でどのような治療の進め方になるのかを模型や写真でわかりやすく説明いたします。
(レントゲン撮影などの検査が必要な場合は保険適用で行います。)

2,応急処置後に約1時間精密検査を行います

精密検査はなぜ必要か?
家を建てる時は測量、地盤を調べ設計し十分な説明を受け自分の希望を話し見積をとり建築後のメインテナンスの説明を受け検討して決めるのと同じようにドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)を作るときも精密な検査が必要です。
 
その検査結果を基に治療計画、ドイツ式入れ歯の設計を行い患者様に現状のお口の中の問題点、治療方法や期間、費用をご説明しご検討いただきます。
そしてご理解、ご納得してから治療を始めてまいります。

3,診断と治療計画の重要性

医科の場合でも外科手術の際には十分な検査と手術、退院までの計画を患者様やご家族への説明し同意を得てから治療を始めます。歯科治療を行う上でも同様です。

治療計画を立案する際

  • 残っている歯が入れ歯の支えになるか
  • 残せる歯なのか
  • 治療後の予後はどうか
  • 治療後にダメになったときの対応をどうするか
  • 仮の入れ歯の設計

などを考えて治療計画を立てます。
ときには治療計画案が2つ3つとなることもありそのような場合には患者様と話し合って決めます。
 
家の建築と同じようにどのような治療でも治療後に100%壊れない治療はありません。
ドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)を設計する際、10年20年後もご自分の残った歯と入れ歯を長持ちするには
不具合が生じてしまったら修理で済むのか作り直しになるのか、患者様のご希望やご年齢などを考えてどのように設計をして治療を行うかを考えます。
そして入れ歯の治療後も患者様にメインテナンスにいらしていただき長持ちするようにしていきます。

長持ちする入れ歯治療と歯科技工士との連携

歯科治療を受け被せ物や入れ歯を装着する場面があると思います。
歯科医師が型取りし石膏模型にしたものから歯科技工士が被せ物や入れ歯を作製します。
その被せ物や入れ歯を歯科医師が患者様に装着します。
ほとんどの歯科治療は歯科技工士の技量や仕事に対する姿勢で決まります。

1,歯科技工士のレベル

歯科治療のほとんどは歯科技工士の技量に大きく左右されます。
歯科技工士のすべてが上手に完璧に作ることができるとは限りません。
歯科医師が型取りした石膏模型を通して歯科技工士が患者様に対する姿勢を見ることができます。
模型の取り扱い方、丁寧さ、仕事への責任感などそれぞれの歯科技工士に差があります。
模型の取り扱いが雑ですと良い物はできません。事前に連絡なしに納期に遅れたりすることも患者様に迷惑がかかります。

2,歯科医師と歯科技工士の情報共有の大切さ

私が依頼している歯科技工士はドイツ式入れ歯、セラミックの被せ物ともに自分や家族に作ってほしいと思う優れた技術と仕事に対する情熱、責任感のある方です。
歯科医師が型とりした模型を歯科技工士に渡すだけでは良いものが作ることはできません。
模型だけではお顔とのバランスや歯の状態がわからないからです。
患者様のお口の中、顔写真、レントゲン写真、歯の色や歯を並べたときの唇やお顔全体のバランスなど要所要所で写真を撮り歯科技工士に伝えます。

3,時間をかけた丁寧な仕事

私は歯科技工士が設定した製作時間より早めることは基本的にしません。
どんな優れた技術を持っていても急がせることによりどうしても仕事が雑になり却って患者様に迷惑がかかるからです。雑に作られた入れ歯や被せ物を患者様に装着することはできません。

ドイツ式入れ歯とご自分の歯を長持ちさせるためメインテナンス

  • 虫歯、歯周病のチェック
  • 入れ歯と噛み合わせのチェック
  • ご自宅でのブラッシングのチェック
  • クリーニング
  • フッ素塗布

治療が完了したら定期的に3~4ヶ月に1度ご来院頂き衛生士によるプロフェッショナルなクリーニングと入れ歯のチェックをします。
お口の健康を維持していくためにはとても大切です。