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50代女性|金属のバネが見える入れ歯を避けたい|上顎の残存歯7本を活かしたリーゲルテレスコープ症例

治療前のお悩み

50代女性/千葉県佐倉市在住


「上の歯にセラミックを入れて綺麗にしたのに、保険の入れ歯だと金属のバネが見えてしまうなんて…」
「それではせっかくの見た目が台無しになる」とお悩みで当院に来院されました。

ご自身の希望を十分に相談したうえで治療方針を決めたい、とのご意向でご来院されていました。




診察の結果


・セラミック治療中だったが支えの歯が弱く、ブリッジでは長期的に安定した噛み合わせが望めない状態


・バネの目立たない入れ歯を強く希望されていた



◆ ご提案した治療法:上顎 リーゲルテレスコープ(床なし・可撤性ブリッジタイプ)


セラミックをすべて撤去し、残存する7本の歯を支台として「リーゲルテレスコープ」を
設計しました。

内側に開閉式のロック機構(リーゲルレバー)を持つ構造で、金属のバネを使用しません。
レバーはオーダーメイドで製作します。



◆ Before/After


【Before】既存のセラミックの被せ物があり、金属のバネを用いる部分入れ歯が想定されていた状態




【After】セラミックの被せ物を撤去し、残存歯7本を支台としたリーゲルテレスコープを装着した状態





◆ 治療経過

初診時は入れ歯治療の途中で、歯の欠損部があり食事ができない状態でした。

治療後は入れ歯が安定し、金属のバネを使用しない設計のため装置が外から見えにくく
なっています。現在は定期的なメインテナンスへ移行しています。



治療内容・費用


項目 内容
治療部位 上顎(残存歯7本)
治療内容 リーゲルテレスコープ
治療期間 約10か月
費用(税込) 2,530,000円 ※
リスク・副作用 ・支えとなる天然歯を削合します。しばらく凍みることがあります
・本症例では、既存のセラミック補綴をすべて撤去する必要がありました
・入れ歯は慣れるまで時間を要し、出し入れの練習が必要です
・虫歯・歯周病予防のため、定期検診と清掃が必要です
・噛む感覚はご自身の歯とは異なります
・残っている歯が少ない場合、支台歯への負担が大きくなります

※記載の費用は治療当時の費用です。現在の料金は最新の料金ページをご覧ください。

※本症例は自由診療(保険適用外)です。


◆ 院長より

見た目を理由に治療の選択肢が狭まってしまうことは、少なくありません。

今回は支台歯の状態からブリッジでの長期的な安定が見込めず、既存のセラミックを撤去した
うえでリーゲルテレスコープを設計しました。開閉式のロック機構で維持するため金属のバネが
見えず、着脱式のため清掃も行いやすい設計です。

ただし支台歯を削る必要があり、長期的な安定性は残っている歯の本数と状態に左右されます。



◆ まとめ

金属のバネを使わない入れ歯には、ドイツ式のテレスコープシステムという選択肢があります。
入れ歯の見た目にお悩みの方は、一度ご相談ください。

※適応は口腔内の状態によって異なります。診査のうえでご提案いたします。