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60代女性|金属のバネが見える入れ歯を避けたい|上顎の残存歯10本を活かしたフリクションピンテレスコープ症例

◆ 治療前のお悩み

60代女性/市川市在住


部分入れ歯を使用していたものの、
「しっくりこず、食事も不便」「金属のバネが目立つ見た目が気になる」
というお悩みを抱えていました。

硬いものを噛むのは諦め気味で、
人前でも口元を気にして思い切り笑えず…。
「歯医者に行ってもこちらから質問しにくく、将来が不安だった」と話してくださいました。


診察の結果


・インプラントは骨粗鬆症のお薬を服用しておりご本人が消極的


・片側の犬歯がなく、反対側の犬歯は神経のない歯である


・右上奥歯の支えの骨がほとんどない状態である



◆ ご提案した治療法:上顎 ドイツ式入れ歯(フリクションテレスコープ)


残存歯の状況と噛み合わせを精査し、金属のバネを使用しないドイツ式入れ歯
「フリクションピンテレスコープ」を設計しました。

内冠と外冠の間にピンを組み込み、その摩擦で維持力を得る構造です。コーヌステレスコープと
異なり金合金を使用しないため、金相場の影響を受けません。


◆ Before/After


【Before】使用中の部分入れ歯が合わず、金属のバネが露出していた状態






【After】残存歯10本を支台としたフリクションピンテレスコープを装着した状態





◆ 治療経過


初診時は使用中の部分入れ歯が合わず、硬い食物を噛むことが困難な状態でした。

新しい入れ歯は安定し、金属のバネを使用しない設計のため装置が外から見えにくく
なっています。現在は定期的なメインテナンスへ移行しています。



◆ 治療内容・費用


項目 内容
治療部位 上顎(残存歯10本を活用)
治療内容 フリクションピンテレスコープ義歯
治療期間 約6か月
費用
(税込)
3,789,500円(2023年当時)※
リスク
副作用
・支えとなる天然歯を削合します。しばらく凍みることがあります
・入れ歯は慣れるまで時間を要し、出し入れの練習が必要です
・虫歯・歯周病予防のため、定期検診と清掃が必要です
・噛む感覚はご自身の歯とは異なります
・使用に伴い維持力が緩むことがあります。その場での調整は可能ですが、
 ピンの交換など維持力の回復が必要な場合は一度お預かりいたします

※記載の費用は治療当時の費用です。現在の料金は最新の料金ページをご覧ください。

※本症例は自由診療(保険適用外)です



◆ 院長より

長く使える治療を希望されてご来院される方が増えています。

今回は骨粗鬆症のお薬を服用中でインプラントに消極的というご事情があり、残存歯10本を
活かす設計を選択しました。フリクションピンテレスコープは金合金を使わないため、
金相場による費用の変動を受けにくい点も、長期的な選択肢として説明しています。

ただし支台歯を削る必要があり、維持力は定期的な調整を前提とした設計です。



◆まとめ


「入れ歯でしっかり噛めない」「見た目が気になる」「長持ちする治療を選びたい」
そんな方こそ、ドイツ式入れ歯を一度ご検討ください。