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60代女性|痛みで入れ歯が使えない|上顎の残存歯6本を活かしたコーヌステレスコープ症例

治療前のお悩み

60代女性/千葉県松戸市在住


「今の入れ歯は、噛むと痛くて外して食事をしていました」
「外出するときだけ仕方なく装着していたけれど、家に帰ったらすぐ外してしまう」
そんな状態で、入れ歯を装着していても食事も会話もストレスばかり…。
ネットで「他にもっと良い入れ歯はないか」と調べ続けて、当院を見つけてくださいました。


診察の結果


・抜歯後の入れ歯が合わず、噛むと強い痛み


・入れ歯に慣れず、自宅では外したまま生活


・噛めない、しゃべりづらいストレスで外出も億劫に


・初診時には顔の傾きが出てしまっていた(ご本人は気づいていない状態)




ご提案した治療法:上顎 コーヌステレスコープ


残存歯6本を支台とし、上顎を覆うタイプのドイツ式入れ歯「コーヌステレスコープ」を
設計しました。内冠と外冠がお茶筒の蓋のように維持力を得る構造で、金属のバネを使用しません。

かみ合わせを再構成したうえで義歯を製作しており、装着後は痛みなくお食事できる状態となっています。



◆ Before/After



【Before】お使いの入れ歯が合わず、痛みのためはめてお食事できなかった状態





【After】残存歯6本を支台としたコーヌステレスコープを装着した状態





◆ 治療経過

初診時はお使いの入れ歯の痛み、締め付け感により、自宅では装着せずに生活されている状態でした。

装着後は入れ歯が密着している感じで、痛みの訴えはなく、日常的に装着できる状態となっています。
現在は定期的なメインテナンスへ移行しています。



◆ 治療内容・費用


項目 内容
治療部位 上顎(残存歯6本を活用)
治療内容 コーヌステレスコープ義歯
治療期間 約8か月
費用(税込) 2,600,000円 ※
リスク・副作用 ・支えとなる天然歯を削合します。しばらく凍みることがあります
・入れ歯は慣れるまで時間を要し、出し入れの練習が必要です
・虫歯・歯周病予防のため、定期検診と清掃が必要です
・噛む感覚はご自身の歯とは異なります
・上顎を覆う設計のため、装着初期に発音や違和感を生じることがあります

※記載の費用は治療当時の費用です。現在の料金は最新の料金ページをご覧ください。

※本症例は自由診療(保険適用外)です。
※コーヌステレスコープは金合金を使用するため、金相場の影響を受けます。2025年から
 2026年にかけて金の価格が大きく上昇したため、現在の費用は当時より高くなっております。



◆ 院長より


使用中の入れ歯が合わず、痛みのため装着できないまま過ごされる方は少なくありません。
原因が入れ歯そのものではなく、噛み合わせの設計にある場合もあります。

今回は残存歯6本を支台とし、かみ合わせを再構成したうえでテレスコープ義歯を設計しました。金属のバネを
使わないため装置が見えにくく、着脱式のため清掃も行いやすい設計です。

ただし支台歯を削る必要があり、上顎を覆う形態のため装着初期には慣れを要します。

 


◆まとめ


今お使いの入れ歯が痛くて使えない場合、義歯そのものではなく噛み合わせの設計に
原因があることもあります。一度ご相談ください。

※適応は口腔内の状態によって異なります。診査のうえでご提案いたします。