八重歯はチャーミング⁇

いわゆる八重歯とはどのような状態か知っていますか?前歯から後ろに3番目に位置している歯です。
その八重歯(犬歯と呼びます)が笑うと飛び出て強調されて見えるのですが日本では昔はそれがかわいらしいと言われていました。しかしアメリカではドラキュラと言われて非難されてしまいます。医学的にみても正常ではありません。8020運動(80歳までご自分の歯を20本残そうという運動)で八重歯の方が80歳で20本ご自分の歯が残っている確率はとても低いです。八重歯は犬歯だけ外側に飛び出てしまっている状態で噛み合わせに参加していないので他の歯に大きな負担がかかります。治療には歯列矯正が必須です。

八重歯の状態で奥歯を失った場合、その状態でいくら奥歯に入れ歯やインプラントを入れても壊れてしまいます。将来、歯の寿命を延ばすためにも早めに治療しましょう。

 

     

 

 

 

 

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会