歯が1本抜けたら危険信号です!

歯が1本抜けたら危険信号です!

はじめて歯を失うのは平均的に50歳ごろから抜け始めます。最初はたったの1本と思われるかもしれません。

しかしそこから急激に他の歯も失っていきます。もともと28本(親知らずは含まず)あった歯が70歳で20本に80歳で16本にまで減ってしまうといわれています。

歯が1本抜ける、抜かなければならない状態ということは他の歯もダメージを追っている可能性が高い状態だということです。

上の写真は歯が抜けたまま放置していたために抜けた場所へ後ろの歯が倒れこんでしまっている状態です。

このようになってしまうと治療がとても難しくなり治療期間は長くなり早期に治療すれば抜かなくて済んだ歯を抜いて治療しなければならない場合があります。

「痛くなったら治療を受ける」「まだ噛めるから大丈夫」と治療を先延ばしにするとますます大変なことになりますよ。

早めに治療しましょう。

早めの処置であれば他の歯が助かる可能性が高いです。

当院で1本歯を失ったケースの治療例

こちらの患者様は歯が割れてしまい抜歯に至ってしまいました。ブリッジを希望されセラミックのブリッジで被せ物を作製しました。他の歯科医院で抜歯をされ当院に来院されるまで義歯を使用されていました。抜歯をして早めに何らかの治療をしていたため他の歯に悪影響を与えることなく最小限の治療で済みました。上の写真の右から2番目の歯が抜歯をした部分です。下の写真はセラミックのブリッジが入った写真です。

 

 

 

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会