ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

こちらのブログでもいくつかの記事でノンクラスプデンチャーについて書いてきましたが今回は5年前に私が治療したノンクラスプデンチャーについてです。

右上の一番奥の歯と左上の奥から2番目の歯が欠損しており入れ歯を入れたいとご希望で来院されました。

ノンクラスプデンチャーのデメリットをご説明しましたがそれでもこちらが良いとのことで作製しました。

色々な設計が考えられますが残っている歯の神経がなかったり下の歯との噛み合わせや今後のことも考えて下の写真のようなノンクラスプデンチャーを作製しました。

所々に金属がありますがこれは入れ歯が噛んだ時に沈み込まないようにしています。噛む度に入れ歯が沈み込むと痛みが生じます。そして真ん中の床(しょう)と呼ばれる部分は入れ歯が落ちないようにご自分の歯に引っ掛けている歯に力が集中しすぎないようにまた噛む力を受け止め横揺れを防いでくれます。

2本の欠損ですが欠損した場所や残っている歯の状態、噛み合わせを考慮して設計しています。

ただ5年使用されていますが材料の劣化は防ぐことはできず人工歯の部分はすり減っており下の歯とあまり噛んでいませんし作製した当初よりフィット感がなくなってきているとおっしゃっていました。

ノンクラスプデンチャーはあまり耐久性がよくないのを実感しました。

ノンクラスプデンチャーでお悩みの方やドイツ式入れ歯(部分入れ歯)に関心のある方は以下のサイトをご覧ください。

 

 

筆者プロフィール

著者

イーストワン歯科本八幡
東 郁子

■経歴
  • 平成6年 鶴見大学歯学部 卒業
  • 平成7年 鶴見大学付属病院研修医 修了
  • 平成7年 都内の歯科医院 勤務
  • 平成30年 イーストワン歯科本八幡 開院
■所属学会/スタディグループ
  • ●IPSG包括歯科医療研究会
  • 第2回咬合認定医コース受講 咬合認定医 取得
  • 総義歯の基礎と臨床 受講
  • 顎関節症ライブ実習コース 受講
  • パーシャルデンチャーとテレスコープシステム 理論と実習コース 受講
  • 咬合治療の臨床 受講
  • ●日本臨床歯科医学会
  • レギュラーコース 受講
  • ●顎咬合学会