【ノンクラスプデンチャーの5年後|後悔しないための選び方を市川市の歯科医師が解説】

query_builder 2022/04/07
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ノンクラスプデンチャーの5年後|後悔しないための選び方を歯科医師が解説

ノンクラスプデンチャーを5年使うと、何が起きるのでしょうか

ノンクラスプデンチャーは金属のバネが見えない一方で、支えの歯にかかる力の向き、樹脂が水を吸うことによる変色とにおい、修理のしにくさといった特性があります。5年使うと何が起きるのか、後悔しないための選び方を、市川市本八幡の歯科医師が仕組みから説明します。

「ノンクラスプデンチャー 後悔」と検索してこのページにたどり着いた方は、すでにお使いになっていて何か気になることがあるか、これから作ろうとして迷っていらっしゃるのだと思います。

先にお伝えしておきます。ノンクラスプデンチャーが悪い入れ歯だ、という話ではありません。適した場面で、きちんと設計して使えば役に立つ装置です。ただ、材料の性質から来る特徴がいくつかあって、それを知らないまま選ぶと「こんなはずではなかった」となりやすい。その中身を、できるだけ分かりやすくご説明します。

「笑うとバネが見える」——気になっているのは、見た目だけではないはずです

保険の部分入れ歯には、金属のバネが付きます。残っているご自分の歯にこのバネを引っ掛けて、入れ歯が外れないようにするためです。

このバネが、笑ったときや大きく口を開けたときに見えてしまう。

「人前で笑うとき、つい口元を手で隠すようになった」
「同窓会や食事会の誘いを、なんとなく断るようになった」
「ご家族の世話を優先しているうちに、自分の歯のことだけが後回しになっていた」

こうしたお気持ちで来院される方は、少なくありません。そして多くの場合、気になっているのは見た目だけではありません。「これから10年、20年、この歯はもつのだろうか」という不安が、その奥にあります。

ノンクラスプデンチャーとは、どんな入れ歯でしょうか

正式には「ノンメタルクラスプデンチャー」と呼ばれます。金属のバネの代わりに、歯ぐきと同じピンク色をした、弾力のある樹脂を歯の根元に回して入れ歯を固定します。金属が見えないので、装着していても目立ちません。

主な製品名には、次のようなものがあります。

  • ・バルプラスト
  • ・フレキサイト
  • ・ルシトーン
  • ・スマイルデンチャー
  • ・カルデント
  • ・エステショット
  • ・ショットカーボ
  • ・デュラフレックス

名前は違っても、使われている樹脂は大きく4つの系統に分かれます。そして、系統によって性質がかなり違います。

材料の系統によって、性質が変わります

ここは意外と説明されないところですが、後悔を避けるうえで大切な部分です。

樹脂の系統 主な製品名 性質
ポリアミド
(ナイロン)系
バルプラスト/ルシトーン/スマイルデンチャー やわらかく割れにくい。装着感が良い。一方で着色しやすく、修理や調整がしにくい。やわらかいぶん、噛む力が歯ぐきに伝わりにくい
ポリエステル系 エステショット ナイロン系より硬い。この中では修理がしやすい。表面が傷つきにくい。ややお口に入れたときの厚みがある
ポリカーボネート系 ショットカーボ 修理がしやすい。ぴったり合わせる精度はポリエステル系よりやや劣る
ポリプロピレン系 デュラフレックス 割れにくい。修理はしにくい

「ノンクラスプデンチャーにします」と言われたとき、どの系統の材料を使うのかまで説明を受けている方は、あまり多くありません。ここは遠慮なくお尋ねになってよいところです。

いちばん大切な分かれ道:金属のフレームが入っているかどうか

ここが、この記事でもっともお伝えしたいところです。

ノンクラスプデンチャーには、大きく2つのタイプがあります。

① 樹脂だけでできているタイプ(フレキシブルデンチャー)
金属をいっさい使わず、やわらかい樹脂だけで作られています。

② 中に金属のフレームが入っているタイプ
見える部分のバネは樹脂ですが、入れ歯の内部に金属の骨組みが組み込まれていて、必要な硬さを確保しています。

見た目はどちらも「金属のバネが見えない入れ歯」で、区別がつきません。けれど、中身はまったく違います。

日本補綴歯科学会(入れ歯やかぶせ物を専門とする学会)の専門家14名によるポジションペーパーでは、①の金属フレームを持たないタイプは、金属アレルギーなどの限られた場合を除いて、最終的な入れ歯としては推奨されないとされています。一方、②の十分な硬さを確保した金属フレーム併用型は、見える金属のバネを避けたい場合に、適切な設計のもとで選択肢になり得ると整理されています(Fueki K ら、Journal of Prosthodontic Research、2014年)。

理由は、やわらかい材料だけでは噛む力をうまく支えて分散させることが難しいこと、年月とともに変色や表面のざらつきが出ること、修理や内面の調整が難しいことです。長期にわたって経過を追った臨床研究がまだ少ないため、一時的な使用でない場合は慎重に適応を判断する必要があると、総説論文でも結論づけられています(Mendoza-Carrasco I ら、Journal of Indian Prosthodontic Society、2020年)。

つまり、「ノンクラスプデンチャーが良いか悪いか」という問いの立て方が、そもそも合っていないのです。問うべきは「あなたのものに金属のフレームが入っているか」「入れ歯が沈み込むのを止める支えが付いているか」です。

「海外では仮の入れ歯だ」という話について

インターネットやSNSで、「海外ではノンクラスプデンチャーは仮の入れ歯としてしか使われていない」という説明を見かけることがあります。実際のところはどうなのか、調べてみました。

ギリシャとクロアチアの歯科医師を対象にした調査では、フレキシブルデンチャーを扱っている歯科医師のうち、

  • ・一時的な使用のみとしていた……26.0%
  • ・永久的な使用のみとしていた……24.8%
  • ・両方に使うとしていた……49.1%

という結果でした(Polyzois G ら、Acta Stomatologica Croatica、2015年)。

つまり、海外でも「仮の入れ歯としてしか使わない」というわけではなく、実際の使われ方にはばらつきがあります。

断定的な情報を見かけたときは、少し慎重にお読みください。そして大切なのは、国ごとの慣習ではなく、あなたのお口に対してどう設計されているかです。

担当の先生に聞いてみてください

「この入れ歯には、金属のフレームは入っていますか」
「レスト(沈み込みを止める受け皿)は付いていますか」
「これは、ずっと使う入れ歯ですか。それとも次の治療までのつなぎですか」

この3つを尋ねるだけで、ご自分の入れ歯がどういう位置づけのものかが分かります。答えにくい質問ではありませんので、遠慮なくお尋ねください。

まず、良いところを正直にお伝えします

  • ・金属のバネが見えないので、前歯のあたりなど見た目が気になる場所では有利です
  • ・薄く軽く仕上げやすく、入れたときの違和感が少ない場合があります
  • ・支えの歯を削らずに作れる設計が多く、歯の形を変えずに済みます
  • ・保険の入れ歯より費用はかかりますが、自由診療の入れ歯の中では取り組みやすい価格帯です
  • ・金属を使わないので、金属アレルギーのある方の選択肢になり得ます

短い期間だけ見た目を整えたい場合や、次の治療までのつなぎとして使う場合には、理にかなった選択です。

後悔につながりやすい、5つのこと

1.支えの歯にかかる力は、素材を変えても軽くなりません

ここが、いちばん大切なところです。

部分入れ歯は、①残っているご自分の歯と②歯ぐきとその下の顎の骨の2つで、噛む力を受け止めています。この「力の受け方」を決めているのは、素材ではなく設計です。

金属のバネの入れ歯には、ふつう「レスト」という小さな受け皿が付いています。歯の上の面にちょこんと乗って、入れ歯が沈み込むのを止める部品です。これがあると、噛む力は歯の根の方向(真下)へ伝わります。

一方、ノンクラスプデンチャーは見た目を優先して、この金属の受け皿を省いた設計になっていることがあります。すると噛むたびに入れ歯が歯ぐき側へ沈み込み、支えている歯には歯を横へ倒そうとする力がかかりやすくなります。

歯は、縦向きの力には強く、横向きの力には弱い構造をしています。木の杭を上から叩いても倒れませんが、横から押せば揺れるのと同じです。

つまり、バネがピンク色の樹脂に変わっただけでは、歯の負担は軽くなりません。設計によっては、かえって不利になることもあります。

さらに、この樹脂は金属よりもたわみます。たわむからこそ着け外しがしやすいのですが、たわむということは、力を歯ぐき側へ逃がしているということでもあります。長い年月のうちに、入れ歯が乗っている顎の骨がやせていくことにつながる可能性が指摘されています。

2.樹脂が水を吸って、色とにおいが入り込みます

ノンクラスプデンチャーに使われる樹脂には、程度の差はあれ水を吸う性質があります。

お渡しした直後はつやのあるきれいな仕上がりですが、お口の中で使ううちに、水分といっしょに色素が入り込んで少しずつくすんできます。同時に、においの元になる成分や細菌もつきやすくなります。

保険の入れ歯に使われる樹脂でも起こることですが、ノンクラスプデンチャーで問題になりやすいのは、表面を磨き直してつやを取り戻すのが難しい製品がある点です。材料がやわらかいため、研磨で元に戻しにくいものがあります。

3.壊れたときの修理、歯ぐきがやせたときの調整が難しいことがあります

とくにポリアミド(ナイロン)系の樹脂は、一般的な入れ歯用の樹脂と化学的にくっつきにくい性質があります。そのため、

  • ・割れたり欠けたりしたときに、修理ができない、または限られる
  • ・歯ぐきがやせて合わなくなったときの裏打ち(内側に材料を足して合わせ直すこと)が難しい
  • ・歯を失ったときに、人工の歯を足すことが難しい

といった制約が出ることがあります。

入れ歯は「作って終わり」ではなく、お口の変化に合わせて調整しながら使う装置です。修理しながら使えるかどうかは、長く使ううえで費用に直結します。

4.上の糸切り歯が、少し短く見えることがあります

バネの代わりになる歯ぐき色の樹脂が、歯の根元を覆うように回り込みます。そのため、上あごの糸切り歯(前から3番目の歯)は、歯の丈がやや短く見えることがあります。

金属のバネは見えないけれど、歯の形の見え方は変わる。これは事前に知っておくと、できあがりのイメージのずれを防げます。

5.作り替えを3〜5年ごとに検討することが多くなります

材料の劣化、水を吸うこと、修理のしにくさを合わせると、おおむね3〜5年程度で作り替えを検討することが多いとされています。

10年お使いになると、2〜3回作り替える計算になります。1回あたりの費用だけでなく、10年・20年で見たときの合計でお考えいただくのが現実的です。

※この年数は製品の系統、設計、お口の状態、お手入れの仕方によって幅があります。「必ず何年」と言えるものではありません。

当院で実際にあったご相談

5年前にお作りしたケース。右上と左上の奥歯が欠けていた方に、設計を工夫したノンクラスプデンチャーをお作りしました。5年後にお越しになったとき、入れ歯の合い方が落ち、人工の歯がすり減って噛み合わせが変わっていました。

半年で支えの歯が折れたケース。他院でお作りになった方が、支えの歯が折れてお困りでご相談にみえました。支えていたのは奥から4番目の歯と、その隣の糸切り歯。笑うと見える場所です。修理がきかず、作り直すと見た目に問題が出る設計だと言われたとのことでした。作られてから、まだ半年でした。

インプラントが難しいと言われた方。以前インプラント治療を受けた歯科医院で、別の場所に「今度はインプラントができない」と言われ、ノンクラスプデンチャーを勧められた方がご相談にみえました。「これで長持ちするのだろうか」という不安を抱えていらっしゃいました。

いずれも、入れ歯そのものが悪かったというより、支えの歯にかかる力の受け方が合っていなかったケースです。

こんなサインが出ていたら、一度ご相談ください

  • □ 笑うときに、口元を手で隠す癖がついた
  • □ やわらかい物ばかり選んでいて、旅行や会食が憂鬱
  • □ 今の入れ歯が、噛むたびに沈む・動く感じがする
  • □ 入れ歯を支えている歯が、ぐらついてきた
  • □ 入れ歯を外すと、支えの歯のまわりの歯ぐきが下がってきた
  • □ 入れ歯の着色やにおいが気になるようになった
  • □ 「あと数本抜いたら総入れ歯ですね」と言われたことがある
  • □ 他院でインプラントは難しいと言われた
  • □ 入れ歯を作り替える間隔が、だんだん短くなっている

とくに「支えの歯がぐらついてきた」は、力の受け方が合っていないサインであることがあります。

入れ歯には、大きく4つの選択肢があります

見た目のよしあしだけでなく、残っている歯をどう守るかという観点で並べます。

① 保険の部分入れ歯

  • ・固定のしかた:金属のバネを歯に引っ掛ける
  • ・見た目:バネが見えることがある
  • ・支えの歯を削るか:ほぼ削らない
  • ・修理・調整:しやすい
  • ・費用:保険適用
  • ・主な弱点:バネが見える/床が厚い

② ノンクラスプデンチャー

  • ・固定のしかた:歯ぐき色の樹脂を歯の根元に回す
  • ・見た目:目立ちにくい/糸切り歯が短く見えることがある
  • ・支えの歯を削るか:ほぼ削らない
  • ・修理・調整:製品により難しいことがある
  • ・費用:自由診療
  • ・主な弱点:水を吸う・変色・におい/3〜5年で作り替えを検討

③ 金属床義歯

  • ・固定のしかた:金属のバネ+金属の床
  • ・見た目:バネが見えることがある
  • ・支えの歯を削るか:ほぼ削らない
  • ・修理・調整:しやすい
  • ・費用:自由診療
  • ・主な弱点:費用がかかる/バネは見える

④ テレスコープ義歯(ドイツ式)

  • ・固定のしかた:内側と外側、二重のかぶせ物の摩擦で固定
  • ・見た目:バネがなく目立ちにくい
  • ・支えの歯を削るか:削って内側のかぶせ物を装着する
  • ・修理・調整:修理しながら使える場合が多い
  • ・費用:自由診療
  • ・主な弱点:費用が高い/期間が長い/歯を削る

「高いものが良い」という話ではありません。今の入れ歯の調整で噛める状態に戻る方もいらっしゃいますし、保険の入れ歯で長く問題なくお使いの方もいらっしゃいます。

第3の選択肢:バネを使わないテレスコープ義歯

支えの歯が減ってきた方、何度作り直しても合わなかった方、他院でインプラントが難しいと言われた方には、もうひとつの選択肢があります。

ドイツで発展してきた、残っている歯を守る設計を重視する考え方の入れ歯です。

支えとなる歯に内側のかぶせ物を装着し、入れ歯側の外側のかぶせ物をその上からはめ込みます。茶筒のフタを思い浮かべてください。スッと閉まるのに、逆さにしても落ちない。あの精密なはまり具合を、お口の中で作る仕組みです。

  • ・バネがないため、金属が見えません
  • ・歯を「引っ掛けてつかむ」のではなく「包んで支える」ため、噛む力を歯の根の方向へ受ける設計にできます
  • ・支えの歯どうしがつながるため、歯が動きにくい状態を目指せます
  • ・修理しながら長くお使いいただける場合が多く、支えの歯を1本失っても、多くの場合は作り直さずに対応できます

ただし、すべての方に最適な方法ではありません。支えの歯を削る必要があり、費用も期間もかかります。当院では、削る範囲と残せる可能性を比べたうえで、適応を慎重に判断しています。

費用・治療期間・リスク(自由診療)

ご相談の段階

  • ・無料メール相談:ホームページのフォームから。費用はかかりません
  • ・来院相談 5,500円(税込):レントゲン(パノラマ)を含み、お口の状態と考えられる選択肢をご説明します

自由診療の費用の目安(すべて税込)

  • ・精密検査・診断:33,000円
    型取り・噛み合わせの記録などをもとに治療計画を確定します。
  • ・ドイツ式テレスコープ義歯:片あご 1,650,000円〜4,120,000円
    種類・支えとなる歯の本数によって変わります
  • ・総入れ歯:片あご 1,430,000円/上下 2,750,000円

診断のうえで総額を確定してご提示し、治療開始後に追加のご請求はいたしません。最新の料金は料金ページをご確認ください。ご契約後、3回に分けてのお支払いをご案内しています。

治療期間の目安

おおむね6か月〜1年、通院は20回以上になることが一般的です。虫歯や歯周病の治療、根の治療から始める場合はさらに期間がかかります。お口の状態によって大きく変わりますので、診断のうえで具体的な見通しをお伝えします。

実際の症例(治療当時の費用です)

症例:下の左右の歯が合計8本欠損、残っている歯6本でコーヌステレスコープ義歯を製作
治療期間 約1年(抜歯の治癒期間を含む)/費用 2,431,000円

治療前

治療後

治療当時の費用で、現在の費用と異なる場合があります。実際の費用は診査・診断のうえでご案内します。

リスク・副作用(必ずお読みください)

  • ・テレスコープ義歯では、支えとなる歯を削る必要があり、元の状態には戻せません
  • ・支えとなる歯も天然の歯である以上、将来的に虫歯・歯周病・破折などで失われる可能性があります
  • ・保険が使えず、費用のご負担が大きくなります
  • ・治療期間が長く、通院の回数が必要です
  • ・新しい入れ歯に慣れるまで数週間かかることがあり、その間は複数回の調整が必要です
  • ・装着当初は違和感や発音のしにくさが生じることがあります
  • ・出し入れの練習が必要です
  • ・清掃が不十分だと、支えの歯に虫歯や歯周病が起こります。定期的な検診と清掃が欠かせません
  • ・顎の骨は年月とともに変化するため、将来的に調整や修理、作り替えが必要になる場合があります
  • ・使用する材料によっては、金属アレルギーが生じる可能性があります
  • ・残っている歯の本数や歯ぐきの状態によっては、適応にならない場合があります
  • ・自由診療は医療費控除の対象となる場合があります。詳しくは所轄の税務署にご確認ください

よくあるご質問

Q. ノンクラスプデンチャーは、体に悪いのですか。
A. いいえ。適応を選んで正しく設計すれば、有用な装置です。お伝えしたいのは「良い・悪い」ではなく、設計と材料の性質を知ったうえで選んでいただきたいということです。

Q. 今使っているノンクラスプデンチャーは、すぐに作り替えるべきですか。
A. そうとは限りません。今の入れ歯の沈み込み具合と、支えの歯のぐらつきを確認するのが先です。支えの歯が守られているなら、急いで変える理由はありません。

Q. 芸能人の方も使っていると聞きました。
A. どなたが何をお使いかは分かりませんが、見た目が自然に仕上がるという点は事実です。ただし、見た目の自然さと、支えの歯を守れるかどうかは別の話です。両方を確かめたうえでお選びください。

Q. ノンクラスプデンチャーから作り替えはできますか。
A. お口の状態を拝見したうえで、金属床義歯やテレスコープ義歯などへの作り替えをご提案できる場合があります。まずはご相談ください。

Q. インプラントは難しいと言われましたが、テレスコープ義歯はできますか。
A. 骨の量や持病でインプラントが難しい方でも、選択肢になる場合があります。ただし残っている歯の状態によりますので、レントゲンと模型での診査が必要です。

Q. 支えにする歯が数本しか残っていません。
A. 残っている歯が少ない場合でも設計できることがあります。何本必要かは本数だけでは決まらず、歯を支えている骨の状態によって変わります。

Q. 歯を削るのが不安です。
A. 削る量や範囲は方法によって異なります。削らずに済む選択肢も含めて、利点と欠点をご説明したうえで、一緒に決めていきます。

最後に

入れ歯は、一度作るとその後10年20年のお口の状態を左右します。まだ何も決めていない段階でご相談いただくのが、いちばん選択肢が広い状態です。

当院では、ご相談を2つの段階に分けています。

  • 1.無料メール相談 … 費用はかかりません。今のお悩みをお送りください
  • 2.来院相談(5,500円・パノラマレントゲン込み) … お口を拝見し、考えられる方法と概算をお伝えします

いきなり治療をお勧めすることはありません。「今の入れ歯のままでよい」というご説明で終わることもあります。

千葉県市川市・本八幡のイーストワン歯科本八幡です。成田市・佐倉市・市原市・江戸川区など、少し離れた地域からもお越しいただいています。

これからの時間を、食べたいものを食べて、人と会って、笑って過ごすために。ご予約・ご相談は、当院ホームページの予約フォーム、無料メール相談、またはお電話で承っております。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療方針を示すものではありません。効果や治療結果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。テレスコープ義歯をはじめとする自由診療は保険適用外で、費用は全額自己負担となります。実際の費用・期間・適応は、診査・診断のうえでご案内いたします。記事中の症例の費用は治療当時のものです。

参考文献

  • ・Fueki K, et al. Clinical application of removable partial dentures using thermoplastic resin—Part I: Definition and indication of non-metal clasp dentures. Journal of Prosthodontic Research. 2014;58(1):3–10.
  • ・Mendoza-Carrasco I, et al. Nonmetal clasp dentures: What is the evidence about their use? Journal of Indian Prosthodontic Society. 2020;20(3):278–284.
  • ・Polyzois G, et al. Flexible Removable Partial Denture Prosthesis: A Survey of Dentists' Attitudes and Knowledge in Greece and Croatia. Acta Stomatologica Croatica. 2015;49(4):316–324.
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イーストワン歯科本八幡

住所:千葉県市川市八幡3-19-1

京成八幡WESTCOURT 2F

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