【インプラントをするとMRIに影響する?】市川市本八幡の現役歯科医師が解説します!

query_builder 2024/11/20

インプラントを患者様にお勧めすると

「インプラントをするとMRIが撮れなくなると聞いたことがあるのですが、、、」

と心配されるか方が多くいらっしゃいます。


インプラント治療を受けたのに、お身体の検査でMRIが受けられないと困りますよね。

この記事ではインプラントとMRIの撮影について解説していきます。


目次

1:インプラントについて

2:MRI検査とは

2-1:インプラントを埋めたらMRI検査はできる?

2-2:歯医者さんでインプラント治療を受けた方へ

3:まとめ


1:インプラントについて


インプラントは歯の治療で用いられるもの以外にも心臓のペースメーカー、人工関節、人工内耳などに用いられるものもインプラントと呼びます。インプラントはもともと人体の中に埋め込む医療器材のことをいいます。

歯科では人工の根を骨に埋めるので「デンタルインプラント」と呼ぶこともあります。

歯科以外の体内に埋め込む主なインプラント

・心臓のペースメーカー

・人工関節

・人工内耳

・血管クリップ

・除細動器

・神経刺激装置

・輸液ポンプ

などがあります。


2:MRI検査とは


MRI検査は内臓や脊髄、脳、血管など軟らかい組織を断面的に撮影して精密に検査します。

癌の転位検査、脳卒中、椎間板ヘルニアなどの脊髄疾患、四肢、乳房などを検査します。


MRI撮影はレントゲン撮影のように放射線によるものではなく強力な磁石と電波で磁力を発生させて撮影します。上記のような診断や治療計画に広く用いられています。


2-1:インプラントを埋めたらMRI検査はできる?



歯科で用いられるインプラントの金属は「チタン」です。

チタンには磁力がありませんのでMRI撮影が可能です。

ただしインプラントを使用して磁石の入れ歯を使用している方はMRI撮影で注意が必要です。

・MRI検査の予約時にインプラント、磁石の入れ歯を装着していることその場所を伝えましょう。MRI撮影部位との関係でキーパーと呼ぶ装置を歯科医院で外すかもしれません。

・MRI検査前に歯科医院でお口の中のインプラント上にキーパーと呼ぶ入れ歯を保持する装置が外れかかってないかチェックしてもらいましょう。

・撮影時には入れ歯を外しておきましょう。



MRI撮影は強力な磁力を使うため体内に磁力に反応する金属がある方は検査を受けるとき


金属のアクセサリー類

マスカラなどの化粧品

カラーコンタクトなどのコンタクト

などは撮影前に外すよう指示されます。検査技師の指示に従いましょう。



2-2:歯医者さんでインプラント治療を受けた方へ


歯医者さんでインプラント治療を受けた方が

MRI検査を受ける際には注意点があります。

MRI検査の予約時にインプラント治療をしていることを伝えてください。


これにより検査技師が画像に乱れがないように配慮してくれるからです。


3:まとめ


歯科治療のインプラントは磁力のないチタンを使用しているのでMRI検査は受けられます。

その際は事前に歯科でインプラント治療を受けたことがある旨を検査技師に伝えましょう。そしてどこの部位(右上、左下奥など)を治療したか伝えるとよいです。





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イーストワン歯科本八幡

住所:千葉県市川市八幡3-19-1

京成八幡WESTCOURT 2F

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