【鼻呼吸が健康を守る理由。口呼吸が歯や体に与える影響とは?】本八幡の現役歯科医師が解説します。

query_builder 2026/04/08

普段、呼吸を意識することはあまりありません。しかし実は、呼吸の仕方によって体の健康や口の環境は大きく変わります。

本来、人間の呼吸は「鼻で吸って鼻で吐く」鼻呼吸が基本です。ところが近年、無意識のうちに口呼吸になっている方が増えています。口呼吸が続くと

口が乾く

喉が痛くなりやすい

風邪をひきやすい

歯周病や虫歯が悪化しやすい

など様々な問題が起こりやすくなります。実際、歯科診療の現場でも口呼吸の方は口腔内のトラブルが多い傾向があります。


口呼吸が続くと、口の中が乾燥します。口の中が乾くと唾液の働きが弱くなります。


唾液には


細菌の増殖を抑える

口の中を洗い流す

粘膜を保護する

といった重要な役割があります。

つまり、口呼吸になると

むし歯

歯周病

口臭

が起こりやすくなります。

また、口呼吸は喉の乾燥を引き起こし細菌やウイルスが体内に入りやすくなります。

その結果

風邪

インフルエンザ

呼吸器感染症

のリスクが高まると言われています。

さらに、口周りの筋肉が弱くなることで

口が開きやすくなる

ほうれい線が深くなる

顔のたるみが出やすくなす

といった美容面への影響もあります。


こうした問題を防ぐために大切なのが鼻呼吸を意識することです。鼻には体を守るための重要な機能があります。


鼻は高性能なフィルター


歯の中には細かい構造があり、空気中のほこりや細菌などの異物を取り除く働きがあります。

さらに、空気を温め湿らせることで肺を守っています。

一方、口から入った空気はこうしたフィルターを通らないため、乾いた空気がそのまま体に入ってしまいます。


鼻水も体を守っています


鼻水は、鼻や喉の粘膜を湿らせる働きがあります。湿った粘膜は細菌やウイルスを吸着し体の中へ入るのを防ぎます。つまり鼻水は体を守るための自然な防御機能なのです。


鼻呼吸は自律神経にも関係します


ヨガなどの呼吸法でも鼻呼吸が重要とされています。

ゆっくりとした鼻呼吸は副交感神経を働かせます。

すると

心が落ち着く

胃腸の調子が良くなる

体がリラックスする

といった効果が期待できます。


特に次のような方は口呼吸になっている可能性があります。


口が開いていることが多い

朝起きると口が乾いている

いびきをかく

口臭が気になる

ほうれい線が気になる


このような症状がある場合

口周りの筋肉や飲み込む力が弱くなっている可能性があります。


鼻呼吸を習慣にするためには口周りの筋肉を鍛えるトレーニングも有効です。

歯科では

舌のトレーニング

飲み込みのトレーニング

口周りの筋肉トレーニング

などを行うことがあり、そのトレーニング器具のひとつに

嚥下トレーニング器具「エントレ」

があります。

鼻呼吸や飲み込む力をサポートし口周りの筋肉を鍛えるトレーニングに使用されます。



呼吸は私たちが無意識に行っているものです。しかしその方法によって口の健康、体の健康、感染予防に大きな差が生まれます。

健康な体と口の環境を守るためにも鼻で吸って鼻で吐く、鼻呼吸を意識してみましょう。



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イーストワン歯科本八幡

住所:千葉県市川市八幡3-19-1

京成八幡WESTCOURT 2F

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