【インプラント治療の前に知っておきた意外な落とし穴と将来のリスクとは?】市川市の現役歯科医師が解説します!

query_builder 2021/04/14

インプラントは完璧じゃない。

知らないと後悔するかもしれません


歯を失ってしまったとき、歯科医院でよく提示される治療の選択肢には次の3つがあります


1、保険適用の入れ歯

2、ノンクラスプデンチャーなど(自費の入れ歯)

3、インプラント治療


「インプラントは一番自然に噛めるから良い」と思って選択される方も多いでしょう。
しかし、インプラントは万能ではありません。

「何も考えずにインプラントを選ぶこと」が、将来的に大きなトラブルや後悔を招く原因になっているケースが増えているのです。



見落としがちな“インプラントの構造とリスク”



インプラントは、次の3つのパーツから構成されています。


1、インプラント体(人工の歯根)


2、アバットメント(支台部)


3、上部構造(被せ物)



この構造を理解すると、天然歯に置き換えるとアバットメントが歯の根元、上部構造が被せ物にあたります。



この上部構造の装着方法には、以下の2パターンがあります:



1、セメント固定式:歯の被せ物のように接着剤で固定。外れにくいが、将来的な再治療が難しい。


2、スクリュー(ねじ)固定式:ねじで留めるため取り外しや修理はしやすいが、審美性や噛み合わせに制限が出る場合がある。


いずれの方式にも一長一短があり、使い方を誤ると「インプラントの寿命」が短くなるリスクがあります。



インプラントの“設計”と“将来の変化”を見据えることが大切


たとえば、当院に来院されたある患者さまのケースでは、お口の中に1本だけインプラントが残っており、他は保険の入れ歯を装着されていました。

ご本人曰く「もう外科手術はしたくないから入れ歯にした」とのことでした。
しかしそのインプラントは入れ歯の支点として機能しており、咬合力で揺さぶられ、将来的にインプラントも失う可能性があります。

また、インプラントを支える骨の量や質、噛み合わせ、歯周病の有無、失った歯の本数や場所などは、インプラントの寿命を大きく左右します。



インプラントを選ぶ前に“将来の自分”を想像してみてください


インプラントは適切に管理すれば10年、20年と機能します。


しかし、万が一寝たきりになった場合や介護が必要になった場合、問題が起こる可能性があります。


☒自分では歯磨きができなくなる

☒看護師や介護者がインプラント部の清掃を十分にできない

☒歯ぐきが腫れたり、膿んだりする(インプラント周囲炎)

☒そこから全身疾患(心臓病・誤嚥性肺炎など)に発展するリスク


実際、介護の現場では「インプラントの清掃が難しいから自分は絶対にインプラントは選ばない」という声も少なくありません。

だからこそ、インプラント治療を検討しているなら、“その後の清掃性や介護時のこと”まで見据えた設計と相談が必要です。



インプラント前に再確認したいチェック項目


以下に当てはまる方は、特に慎重な判断が求められます


✓他の歯の状態が悪く、今後も抜歯の可能性がある

✓清掃が苦手で歯磨きが不十分になりがち

✓噛み合わせや歯ぎしりがある

✓歯周病の進行が見られる

✓将来的に介護の可能性を考えている



長く機能するインプラントのために、今できること


インプラントは決して「1本だけの治療」では終わりません。
全体の噛み合わせ、歯の将来性、清掃のしやすさまでをトータルで設計することが重要です。


治療前には以下をしっかり確認しましょう


✓どの方式で上部構造を装着するか(セメントorスクリュー)

✓他の歯の寿命と治療計画

✓将来のメンテナンス性(清掃性)

✓必要に応じたセカンドオピニオンの活用



この記事を参考にあなたのインプラント選びにご活用ください。


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イーストワン歯科本八幡

住所:千葉県市川市八幡3-19-1

京成八幡WESTCOURT 2F

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