なぜ入れ歯を外して寝ることを推奨する歯科医院があるのか

query_builder 2022/09/06
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今まで入れ歯を使用した方や新たに入れ歯を作った方は歯科医院で「粘膜を休めるためと小さい入れ歯は飲み込まないように就寝時は入れ歯を外してください。」と説明を受けることが多いと思います。

これは保険適用の入れ歯に多くみられるうまく粘膜に合っていない入れ歯は就寝中に痛くなったり粘膜を傷つけてしまうからです。

また保険適用の入れ歯はピンク色の床と呼ばれる部分に細かい気泡がありそこに細菌が繁殖し誤嚥すると誤嚥性肺炎の原因となります。

入れ歯を外した際に上下の歯が接触する場所が無い方は就寝時に外すことにより顎の関節が落ち着く位置がなくなり顎関節症になることもあります。

そして舌が沈下しますから口呼吸になりやすくいびきをかきやすくなることもあります。ひどい方は睡眠時無呼吸症候群になりかねません。

 

下記の写真は保険適用の入れ歯で奥歯4本の欠損を糸切り歯1本で支えているバネ式の入れ歯です。安定が悪いです。

 

下記の写真はドイツ式入れ歯は欠損部を支えている機構が2重冠で中央に金属プレート(家に例えると梁)があるので安定します。

 

ドイツ式入れ歯は粘膜にフィットしピンク色の床の気泡はわずか数パーセントのため細菌の温床になりにくいですので就寝時に安心して装着していただけます。

装着して寝る=歯が揃っていた時と同じ状態で寝ることができるということです。睡眠は身体や脳を休め健康に重要な役割を担っています。入れ歯を選ぶ際の参考にして下さい。

 

 
入れ歯治療でお悩みの方は以下のサイトをご覧ください。
 

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